ambrは9月30日、Steam版『gogh: Focus with Your Avatar』の大型無料アップデート「4.0.0」を配信した。新機能「Focus Party」では、同じルームの参加者が一つのタイマーを共有して作業できる。アバター用アイテムを自作し、Steam Workshopで公開する「マイアイテム」も加わった。

『gogh』は、アバターと部屋を作り、音楽を聴きながら仕事や勉強に取り組めるサンドボックス作品。今回の更新では、同じ部屋で各自が作業する従来の使い方に加え、作業の開始と終了をみんなでそろえる選択肢が増えた。アイテム作りにも対応するが、手持ちの全アイテムを加工したり、好きな画像を読み込んだりできる機能ではない。

同じタイマーで始める「Focus Party」。開催にはルームを開いておく必要がある

これまでのマルチルームでは、同じ空間にいてもタイマーは各自で動かしていた。Focus Partyは、ホストが開始時刻とタイマーを設定し、時刻になると参加者が一斉に作業を始める仕組みだ。途中からの参加や退出にも対応する。

goghのFocus Partyで机を囲むアバターと共有タイマー
Focus Partyの公式紹介画面。参加者が同じタイマーに合わせて作業する。©2024 ambr, Inc. — 出典:ambr公式プレスリリース

ホストはルームを作る際に、通常のルームかFocus Partyかを選ぶ。すでに開いている通常のルームで、そのまま共通タイマーを始める方式ではない。作業後には祝福の演出が入り、参加人数に応じた記念写真が自動撮影される。

友人と同じ時間に勉強したい場合にはFocus Party、自分のペースで作業しながら同じ空間を共有したい場合には通常のルーム、と使い分けられる。ただし、ルームを閉じたまま「明日の19時」「毎週21時」の開催を予約する機能はない。ホストはルームを開き、設定した開始時刻を待つ必要がある。

表は横にスクロールできます。

作業の方法 タイマーの使い方 開催時の条件
通常のマルチルーム 各自のタイマーで作業 参加者それぞれのペースで使う
Focus Party 共通タイマーで一斉に開始 ホストが専用ルームを開き、開始時刻を待つ

マイアイテムは53種類の専用ベースから作る。顔や体も編集対象に

マイアイテムは、専用のベースにパターンやデカールを貼り、レイヤーごとの色を変えてアバター用のアイテムを作る機能だ。完成したアイテムはSteam Workshopで公開できる。

goghのマイアイテム編集画面で顔のデザインと図形パーツを選ぶ様子
マイアイテムでは顔や体も専用ベースの編集対象。用意された図形やデカールを組み合わせる。©2024 ambr, Inc. — 出典:ambr公式プレスリリース

ベースは頭や体を含む全53種類。顔に小さなデカールを置いてほくろを作るなど、衣装に限らずアバターの顔や体にも手を加えられる。公式プレスリリースでは「マイデザイン機能」と紹介されているが、Steamの更新告知では「マイアイテム機能」と呼ばれている。

使えるのは、この機能用に用意されたベースだけだ。既存のアバターアイテムすべてが編集対象になるわけではなく、外部の画像をアップロードして貼ることもできない。イラストをそのまま取り込むのではなく、用意された素材を組み合わせて作る仕組みとなる。

カフェの店員役を置けるサブアバター。ToDoも用途別に分けられる

マルチルームのホストは、サブアバターを1体設置できるようになった。カフェ風の部屋に店員役を置く、といった使い方が公式に紹介されている。設置したサブアバターは、ホストが退出したあともその場に残る。

カフェ風のgoghのルームにサブアバターを置く公式操作説明画面
サブアバターをルームに置く操作の紹介。黄色い枠と矢印は公式配布画像に含まれる。©2024 ambr, Inc. — 出典:ambr公式プレスリリース

作業管理では、ToDoリストのグループ化に対応した。「仕事」「勉強」「今日やること」など、用途を分けて管理できる。複数の目的で『gogh』を使っている人は、タスクを一つのリストに混在させずに済む。

goghのToDoリストに仕事・日常・趣味のグループが並ぶ画面
ToDoリストを用途別にグループ化できるようになった。©2024 ambr, Inc. — 出典:ambr公式プレスリリース

このほか、ハロウィンをテーマにしたアバターアイテム12種類と髪型3種類、挨拶に使えるエモート6種類を追加した。エモートの文言はユーザーの言語設定に合わせ、日本語・英語・簡体字中文・韓国語に自動変換される。

今回の無料更新はSteam版向けで、ゲーム本体の無料配布を意味するものではない。まず誰かと開始時刻をそろえて作業したいならFocus Partyのルームを、自分のアバターを作り込みたいならマイアイテムの専用ベースを確認すると、新機能を試しやすい。

公式情報・出典

情報確認日:2026年10月3日。本文はSteam版4.0.0の内容を扱う。