『Windrose / ウィンドローズ』の大型アップデート「Ashlands」では、船倉に作業台や調理用のたき火を置けるようになる予定だ。海上でクラフトや次の航海の準備をしやすくする一方、陸上の拠点と同じ自由建築にはしない。
ポケットペアは10月9日、日本語で最新情報を発表した。配信予定は今冬。今回は、船の見た目を決める仕組みと、船倉でできることの変更計画を中心に、既存の船を持つ人への案内も整理する。いずれも開発中の内容で、現在のゲームに追加済みの機能ではない。
派閥ごとの完成形を選ぶ方式から、船の種類を選んで組み合わせる方式へ
現在は「沿岸の同胞」と「黒ひげ一味」の2派閥に、それぞれ固有の船のバリエーションがある。開発元Kraken Expressは、船体や帆、外装の一部が派閥別の船に結び付いており、外観を変えたいときに船のバリエーションごと替える必要がある点を挙げている。
「Ashlands」では、この派閥別バリエーションを廃止する方針だ。まず船の種類を選び、その種類に用意されたカスタマイズ要素を組み合わせる。公式の例では、ケッチを建造したらケッチ用の選択肢を使う形になり、同じケッチをさらに派閥別に選び直す方式ではなくなる。
船の種類ごとの選択肢という説明なので、どの船にも全種類の部品を取り付けられる、と発表されたわけではない。
船倉に作業台や調理設備。航海の準備を船内でも進める
船倉では、作業台や調理用のたき火などを設置できるようにする計画がある。陸の拠点で行う作業の一部を船へ持ち込み、海に長く出るときの準備場所として使えるようにする狙いだ。

通常の積荷とは別に収納箱を置く案もある。ただし開発ノートでは検討中とされ、船のインベントリと同じ使い方になるとは限らない。例として、Flagshipタブから遠隔で中身へアクセスできない可能性が示されている。積載量や取り出し方まで、現在の船倉と同じ前提にはできない。
一部の設備は船の性能や機能にも影響する予定だ。何を積み、何を船内で作れるようにするかが、航海前の選択に加わる。ただし、設備ごとの効果や必要な材料の一覧は今回の発表では明らかになっていない。
設備は指定された場所に置く。陸上と同じ自由建築は予定せず
船内の設備には、設置できる場所と数の制限を設ける。床の好きな位置へ自由に建てる方式ではなく、あらかじめ用意された設置箇所に配置する形だ。

開発元は、船に複数のシステムが組み合わさっていることによる処理負荷に加え、狭い船内でプレイヤーやクルーが移動する通路を確保する必要を理由としている。
棚や装飾で船内を整える要素も用意する。実用品を選ぶことと、船内の見た目を好みに近づけることの両方が対象になるが、公開画像に写っている物すべてに収納などの機能があるとは限らない。

公式の短い紹介映像では、船倉の設備を配置する様子が見られる。緑色の表示は設置候補のプレビューで、完成した船内だけでなく、何を置くかを選ぶ場面を確認できる。
持っている派閥別の船はどうなる? 資材は返還する方針
既存の派閥別バリエーションをなくすにあたり、開発元は進行状況を失わない方針と、解体される船の資材を全額返還する方針を示している。一方、移行の具体的な手順は、詳細が固まり次第、別途説明するとしている。
表は横にスクロールできます。
| 確認したいこと | 現時点の公式案内 |
|---|---|
| 派閥別の船の扱い | 既存バリエーションを廃止する方針 |
| 進行や建造資材 | 進行を失わず、解体対象の船の資材は全額返還する方針 |
| 実際の移行方法 | 詳細確定後に別途案内。具体的な手順は未公表 |
| 更新日 | 今冬予定。具体的な日付は未公表 |
クルーと船の関わり方や大砲などの新システムも開発・検討中だが、その詳細は今回の説明の対象外となっている。
今の船を持っている人は、次の移行案内で自分の船が対象か、どのように資材が戻るかを確認したい。船倉を整えたい人にとっては、設置枠と各設備の効果が、何を船へ持ち込めるかを判断する次の材料になる。
情報源
- 『ウィンドローズ』「Ashlands」第1弾情報(ポケットペア、10月9日) — 今冬予定、日本語名称、船と船倉の計画、公式画像。
- Voyage to Ashlands: Ship Customization, pt.1(Kraken Express、10月8日) — 船の種類ごとの組み替え、配置制限、収納箱の検討状況、移行・資材返還の方針。
- 船倉カスタマイズ紹介(Windrose公式YouTube) — 開発中の配置操作。
情報確認日:2026年10月14日。公式の開発計画と紹介画面を基にした記事であり、実プレイの評価ではない。