ソニックパワードは10月2日、Nintendo Switch用『ぼくは航空管制官 エアポートヒーロー 成田×ANA』を発表した。成田国際空港の2本の滑走路で離着陸する航空機に指示を出すほか、今作ではターミナル周辺を担当する「ランプ管制」が新たに加わる。発売は12月10日を予定している。

ANAの国際線定期便就航40周年に合わせた特別版で、ウミガメの塗装で知られるA380「FLYING HONU(フライングホヌ)」は、デザインの異なる3機がそろって登場する。管制中の機体を見る楽しみに加え、ANAの歴史を振り返るゲーム内の「資料室」も用意される。

滑走路だけでなく、駐機場周辺の「ランプ管制」も担当

『エアポートヒーロー』は、航空管制官として機体に指示を出し、ステージを攻略する航空管制パズルシミュレーション。状況に応じて表示されるコマンドから「許可」や「待機」を選ぶ操作を基本としている。

今回の舞台となる成田空港には、国際線を中心とした旅客機や貨物機が行き交う。広い敷地と複雑な地上走行路を再現し、2本の滑走路を使った管制に挑む。

成田×ANAの公式ゲーム画面。ANAの787-9と牽引車、トーイング停止の管制コマンド
駐機場付近でANA機を牽引する場面。左下には担当区分の「RAMP」、機体の横には「トーイング停止」のコマンドが表示されている。 画面は開発中。Lichterfelde project ©2026 TechnoBrain CO., LTD. ©2026 Sonic Powered Co., Ltd. — 出典:ソニックパワード公式製品サイト

新たな担当区分のランプ管制は、ターミナルや駐機場の周辺を受け持つ。メーカーの発表では、担当する通信チャンネルが増え、地上を走る機体のルートや機体同士の間隔にも注意を払う内容として紹介されている。離着陸の順番に加えて、空港内で機体をどう動かすかも管制の対象になる。

公式の画面には、ANA機の牽引を止める「トーイング停止」のコマンドが見える。別の画面では、離陸する機体に対して「離陸許可」「滑走路前待機」「滑走路内待機」といった選択肢が並ぶ。空と地上の状況を見ながら、便ごとに指示を選ぶゲームの仕組みが分かる。

成田×ANAの公式ゲーム画面。ANA機と離陸許可・滑走路前待機・滑走路内待機の選択肢
機体を選ぶと「離陸許可」「滑走路前待機」などが並ぶ。空港全体の機体を見ながら、便ごとに管制コマンドを選ぶ。 画面は開発中。Lichterfelde project ©2026 TechnoBrain CO., LTD. ©2026 Sonic Powered Co., Ltd. — 出典:ソニックパワード公式製品サイト

FLYING HONUは3機。787-9などのANA機も登場

ANA機には、おなじみのコールサイン「All Nippon」が使われる。成田とハワイを結ぶ大型機A380のFLYING HONUは、異なるデザインの3機を収録する。

成田×ANAの公式紹介画像。青いウミガメ塗装のA380 FLYING HONU
FLYING HONUの紹介画像。この画像に写っているのは青い1機で、ゲームにはデザインの異なる3機が登場する。 画面は開発中。Lichterfelde project ©2026 TechnoBrain CO., LTD. ©2026 Sonic Powered Co., Ltd. — 出典:ソニックパワード公式製品サイト

公式サイトでは、FLYING HONUに加えて、ボーイング787-9、777-300ER、737-800も紹介している。これらはANA機の紹介例で、登場機体をすべて列挙した一覧ではない。空港には旅客機だけでなく貨物機も登場する。

「資料室」ではANA国際線40年の歩みを読む

管制の合間に閲覧できる資料室には、ANAの国際線の歴史をまとめたコンテンツが入る。メーカーは、1986年3月3日に成田―グアム線から始まった国際線定期便が、2026年に40周年を迎えた記念企画として紹介している。

成田×ANAの資料室。ANA国際線定期便就航40周年の説明とFLYING HONUの写真
ゲーム内「資料室」の紹介画面。ANAの歴史を文章・画像・データで振り返る。写っている航空写真は資料室のコンテンツで、管制画面ではない。 画面は開発中。Lichterfelde project ©2026 TechnoBrain CO., LTD. ©2026 Sonic Powered Co., Ltd. — 出典:ソニックパワード公式製品サイト

資料室では、40年の歩みを文章だけでなく画像やデータでも振り返れる。飛行機を管制するステージと、航空会社の歴史を読むコンテンツを、一つのゲームにまとめた特別版だ。

新しい「パイロットのAI思考モード」は、詳しい挙動が未公開

公式サイトは新機能として「パイロットのAI思考モード」も紹介している。ONにするとパイロットに人間らしいAI思考が追加されるという説明だが、どの指示にどう反応するのか、通常の状態から何が変わるのかは具体的に示していない。

Switch向けに12月10日発売。10月には先行試遊も

製品情報は次のとおり。対応機種はNintendo Switchで、パッケージ版とダウンロード版を用意する。

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項目 発表された内容
発売予定日 2026年12月10日
希望小売価格 7,920円(税込)
プレイ人数 1人
対応言語 日本語・英語
年齢区分 CERO A(全年齢対象)

メーカーは10月17日・18日、岐阜県各務原市の各務原市民公園で開かれる「第9回 全国エンタメまつり」のブースで、開発中の本編の一部を試遊できると案内している。発売前に確認したいのは、ランプ管制で増える指示をどう扱うか、そして新AIモードが実際の管制にどのような変化をもたらすかだ。

公式情報・出典

情報確認日:2026年10月4日。画面は開発中のもの。本文は発表された内容を整理したもので、製品版をプレイしたレビューではない。