相手の秘密を調べ、サムネイルを作り、番組内の「いいね」を競う。『BUZZ or DIE(バズ オア ダイ)』は、動画を題材にしながら、調査と見せ方の選択をつないだポイント&クリック型のアドベンチャーだ。

講談社は10月13日、Steamで配信中の体験版と、10月28日予定の製品版について発表した。無料版には第0章のチュートリアル戦を収録。

相手の精神世界へ入り、動画のネタになる秘密を探す

舞台は、訳ありの死刑囚たちが出演する番組「BUZZ or DIE」。主人公は相棒の佐木島ショウとペアを組み、対戦相手より多くの「いいね」を集めることを目指す。敗者が公開処刑される、というデスゲームの設定だ。

勝負の前には、相手の精神世界へ入り、過去や秘密を探る調査パートがある。公式画面では、部屋の中に調べられる場所を示すマークが並ぶ。ここで得た情報が、相手を題材にする動画の材料になる。

相手の精神世界を調べるBUZZ or DIEの公式ゲーム画面
調査パートで相手の過去や秘密を探る。公式の紹介画面。 ©︎凡/講談社 — 出典:株式会社講談社(PR TIMES配信)

単に対戦前の人物紹介を読むだけではなく、相手を調べる行動が、その後の動画作りへつながっている。

サムネイルの方向性で、できあがるショート動画が変わる

講談社が紹介する動画制作の中心は、対戦相手のことを考えながらサムネイルを作ること。公式の作成画面には「背景」「キャラ」「テロップ」「装飾」の項目があり、素材を組み合わせて見せ方を決めていく。

背景やテロップなどを選ぶBUZZ or DIEのサムネイル作成画面
背景・キャラ・テロップ・装飾の項目が並ぶサムネイル作成画面。 ©︎凡/講談社 — 出典:株式会社講談社(PR TIMES配信)

できあがるショート動画は、サムネイルの方向性によって分岐する。「炎上」「エモい系」「豆知識系」など、同じ相手をどんな題材として見せるかが、動画の内容に関わる。

縦型のショート動画が表示されたBUZZ or DIEの公式画面
作ったサムネイルの方向性によって、ショート動画の内容が分かれる。 ©︎凡/講談社 — 出典:株式会社講談社(PR TIMES配信)

勝敗を決めるのは、番組の視聴者による投票だ。相手の秘密を見つけることと、その情報をどう見せるかを選ぶことが、一つの勝負に組み込まれている。ここでいう「視聴者」や「いいね」は、ゲーム内の番組の仕組みを指す。

公式2ndトレーラーでは、精神世界の探索画面や登場人物の演出も紹介されている。

探索画面と登場人物を紹介する公式2ndトレーラー。 — 出典:【公式】講談社ゲームラボ

無料版は第0章のチュートリアル戦。公式の目安は約30分

体験版の収録範囲は、Steamの案内では「第0章・チュートリアル戦」。講談社の発表は、冒頭の1エピソードをまるごと収録し、プレイ時間の目安を約30分としている。これは公式の目安で、誰でも同じ時間で終わるという意味ではない。

体験版もフルボイスに対応する。製品版は10月28日にSteamで発売予定だが、無料版からのデータ引き継ぎの有無は、今回確認した案内からは分からない。

本作には、暴力的・グロテスクな表現や、精神的に不快感を与えうる描写が含まれると公式に案内されている。

体験版で確かめたいのは、相手を調べて得た情報と、サムネイルで選ぶ見せ方のつながりだ。動画を題材にした作品に興味があるなら、まず第0章のチュートリアル戦で、その入口を確認できる。

情報源

情報確認日:2026年10月14日。公式の仕様・紹介画面に基づく整理であり、実プレイの感想や難易度評価ではない。