機体を集めたいけれど、「放置型」と聞くと、自分が何をするゲームなのか想像しにくい。『ガンダム ブリッツオーダー』には、強化素材を自動で集めるバトルと、ユニットの編成・配置やスキルの使い方を考えるバトルがある。すべてを任せるというより、任せる部分と自分で判断する部分が分かれている。

バンダイナムコエンターテインメントは10月15日、ガンダムシリーズの新作スマートフォン向けゲームとして本作を発表した。iOS/Android向けで、正式サービス前のネットワークテストも募集中だ。開発チームの説明から、素材を受け取り、部隊を育て、戦闘の準備をするつながりを整理する。

自動で集めた素材を、部隊全体の育成へ使う

開発だより第1回は、常に自動進行するモードと、プレイヤーの操作や工夫を必要とするモードの二つを説明している。前者では、モビルスーツが自動で戦い、強化素材を獲得する。所持するモビルスーツの中から、そこで戦う機体を設定することもできる。

街の中で複数のモビルスーツが戦い、下部に報酬とメニューが表示された開発中画面
自動収集を紹介する公式画面。画面中の数値を、報酬量や必要時間の保証として扱わない。 ※開発中の画面。©サンライズ ©サンライズ・MBS — 出典:バンダイナムコエンターテインメント(公式プレスリリース)

集めた素材は部隊の強化に使い、全ユニットをまとめてレベルアップできると紹介されている。機体を手に入れることと、個別の戦闘へ連れていくことの間に、部隊全体の育成が入る仕組みだ。

「新しい機体を手に入れたら、毎回まったく別の育成を始めるのか」が気になる人には、この部隊単位の強化が確認点になる。ただし、全機体が同じ強さになるという意味ではない。それぞれの能力や役割を見て、編成する判断は残る。

複数の機体が並ぶドックと部隊レベルアップの項目を示す開発中画面
素材を部隊の強化に使う育成画面。個別機体の強さや最適な編成を示すものではない。 ※開発中の画面。©サンライズ ©サンライズ・MBS — 出典:バンダイナムコエンターテインメント(公式プレスリリース)

戦う前は「誰を、どこに置くか」を考える

操作や工夫を必要とするモードでは、バトル開始前にユニットと配置を選べる。開発チームは、たとえばガンダムが属する「守護」は敵の攻撃を受け止める役割、「砲撃」は攻撃性能が高い一方で打たれ弱く、敵から離した配置が向く、と説明している。

ここで考えるのは、好きな機体を並べることに加え、攻撃を受ける役と攻撃する役をどこに置くか、という位置関係だ。砲撃クラスの中には、射線上の敵を巻き込む攻撃を持つ機体もあるとされ、同じクラスなら全機体の使い方が同じとも限らない。

これらは開発者が紹介した役割の例であり、「守護と砲撃を入れれば勝てる」という編成の推奨ではない。具体的な有利不利や最適な組み合わせは、今回の資料だけでは評価できない。

EXスキルは手動と自動を選べる

戦闘中には、ユニットごとの「EXスキル」も関わる。開発だよりでは、一定時間が経過した後、任意のタイミングで発動できると説明されている。

一方、EXスキルの発動を自動にする設定もある。自動設定では、発動可能になると対象や地点を自動で選んで発動し、この設定はバトル中にも切り替えられる。素材を集める自動バトルと、別の戦闘モードでEXスキルを自動発動させる設定は、別の仕組みとして捉えたい。

複数の機体が配置されEXとオートの表示がある開発中の戦闘画面
戦闘画面の公式紹介。編成・配置・EXスキルの選択肢は開発者説明で確認しており、この一場面だけから全操作や効果を推測していない。 ※開発中の画面。©サンライズ ©サンライズ・MBS — 出典:バンダイナムコエンターテインメント(公式プレスリリース)

素材を受け取って部隊を育てる。戦闘では機体と配置を選び、EXスキルを自分で使うか、自動に任せるかを考える。自動化があることから、編成や戦闘上の判断まで一切ないゲームとは言えない。戦闘画面の動きや機体の演出は、公式PVでも紹介されている。

公式の配信決定PV。画面や演出は開発中で、紹介要素がすべてテストで遊べると保証するものではない。©サンライズ ©サンライズ・MBS — 出典:ガンダムチャンネル

テストは正式配信とは別。応募前に端末と期間を確認

参加者募集は10月26日11時59分まで、テスト自体は11月18日14時から11月24日13時59分までの予定だ。募集は2,500人で、応募が人数を超えた場合は抽選になる。日本国内に居住し、アンケートに協力できることなどが条件となる。

対応はiOS/Androidだが、今回のテストではタブレットは対象外で、端末・OS・メモリの条件がある。iPhoneで参加する場合はTestFlightも必要だ。応募する前に、公式募集ページで自分の端末が条件に合うか確認したい。

テストで遊べるのは正式版の一部で、プレイデータは正式リリース版へ引き継げない。開発チームは基本の編成・バトルに加え、ボス戦や戦艦護衛なども試せる予定としているが、紹介された全機体・全機能を遊べると保証したものではない。

本作の入口は「放置型」という分類より、何を任せ、何を自分で選ぶかを見ると分かりやすい。自動収集を育成へつなぎ、役割に合わせて機体を置き、EXスキルの発動方法を選ぶ。その行動に興味を持てるかが、テスト参加を考える一つの材料になる。

情報源

情報確認日:2026年10月17日。開発中の公式資料・映像に基づく説明で、SaveWire自身の実プレイ評価ではない。画像・映像:©サンライズ ©サンライズ・MBS